草も、虫も、微生物も、大切な仲間たち。

標高900mほどの長野県。太陽が近く、自然豊かな山の上で虫の声や鳥の囀りに季節を感じながら生きています。
作り手のジミー君は農に携わり20年、東京からの移住者サリーはレシピを考えたりHPを更新したり…
個性が強いモノ同士、おもしろいバランスで毎日を過ごしています。

作り手、ジミー君へのインタビュー

自然栽培をやろうとしたきっかけは?

「北軽井沢で有機栽培の畑で働いた。そこで堆肥を撒くと野菜が腐る事を知った。農薬も撒きたくない、肥料も撒きたくない…それでも美味しいものを作りたい。本を読んで自然栽培の存在を知り、スタートラインからずっとその農法で一貫してやっている。」

畑をやっていて面白いことは

「(食い気味に)面白いことだらけですよ!!花や虫に見惚れたり、時計を持たなくても風の流れで時間がわかる。あえて畑も手を加えずに実験を繰り返した。こうしなきゃいけないという事を外していった。引き算をしても立派に作物は育つ。どれもこれも人間がなし得ない事を自然はしてくれる。楽しいことしかないよ。」

これから育てたいものはある?

「苺、在来種の種がなかなか手に入らないけれど。昔イチゴ畑だったこの土地でやりたい。ストロベリーフィールズを作りたいねぇ、よくない?」

サリーとは?

Youtube撮影、編集、HP更新、発送業務等やってます

「故郷である東京を出て長野に来て、少ししてから会社員も辞めました。まだまだ自分探しの旅の途中なのですが、これまで全くやった事のなかったYoutubeの編集してるのがすごく楽しい。写真を撮られるのも嫌がってたジミー君がまさかYoutubeに出るのを許可してくれるなんて、思ってもみなかった誤算でした笑」

喜んでもらえるのが一番嬉しい。

「私たちの野菜や豆を調理した写真を送ってくださるのが、本当に嬉しいんです!歳月をかけて育てた野菜たちがその人の血となり肉となるんだなぁとしみじみ感じます。いま少しずつ加工品を試案して商品化しています。まだまだ野菜にも豆にも可能性が秘められていると思っています。添加物まみれの世の中でも、本物はちゃんとここにあります。なるべく手軽に手に取ってもらえるようにこれからも試していきたいです。」